2014年8月24日日曜日

気仙沼で自転車談義、震災のことなど

6日目、宿に戻るとロビーで大鍋屋のご主人とお仲間が新聞の取材を受けておられました。ツールド東北に出るチーム気仙沼復興屋台村を河北新報が取材に来たのだそうです。後日、この時の記事が掲載されていました。

通りすがりに「今日はどこまで行かれました?」と声をかけられたので「大船渡まで」と答えると「大船渡!?」と驚かれる。いやいや90kmですから。皆さん9月には170kmコースに出られるんですよねw

気仙沼で旬の鰹をいただく

「今夜もいきましょう!」ということで、この日も気仙沼復興屋台村の「鳥徳」さんへ。大鍋屋のご主人が「今日はおみやげがありまして」とドンと置いたのがこちら!

鰹づくしでございます。
初日にチェックインするときに「気仙沼でおいしい魚をしこたま食べようと思いまして」と言ったのを覚えていただいていたのか、感激しました。そしてめちゃめちゃ美味かったです。

その後は焼き鳥屋さんで刺身をいただきつつ自転車談義に。自分にもっとノウハウがあればいろいろためになることも話せたのですが、いかんせん日曜ライダーなので大したことは語れず、乗り始めたばかりの人に参考になりそうな話を自分の経験ベースで。普段ぼんやり乗ってるツケがこういうときに出るなぁ。

震災のこと

話はいつしか震災時のことに。思い出したくないことも多いはずですが、問わず語りにいろんな話を聞かせていただきました。大鍋屋の通路には震災時の写真が飾られています。震災の写真や映像は当時たくさん目にしましたが、実際にその場にいた人から聞く話は迫力というか切実さというか、リアリティが全く違いました(NHKアーカイブスに収録されているお話も)。




ほんとうは昨年の夏に東北旅行をするつもりだったんですが、今年来てよかったなと思いました。ロードバイクは「伊達と酔狂」の趣味で、去年だとまだ、関西から自転車持って来た旅行者の相手をしていただけることはなかったかもしれません。震災から3年半が経って、ご主人達がロードバイクでイベントに出てみようかという時期に来れてよかったなと。

とりあえず、あまり練習もできず170kmに挑むメンバーもおられるので、膝サポーターを贈ろうと思った夜でした。

続き:気仙沼→南三陸→女川→石巻を自転車移動、そして初の落車とか。(夏旅行7日目 2014-08-08)



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